日々の活動内容

塾生の日々の活動内容

坂田塾の練習は、一般の習い事と違って「休み」はありません。練習場の定休日でさえも、自宅で素振り、パター練習をしています。

365日、「一日500球以上」が坂田塾の基本です。

では、坂田塾の名物とも言える、練習内容を紹介していきましょう。

【素足・竹箒振り・沈み込み】

坂田塾生は、素足で練習がスタートします。足の裏で体重移動の感覚を覚えるためです。
そのうえで、竹箒振りから始めます。
手の力で振らず、正しいスイングを体に染み込ませます。

竹箒

竹箒

中高生になっても、ウォーミングアップ時やスイングに違和感を感じたときには基本に立ち返って竹箒振りをしている塾生の姿をよく見かけます。

 

そして、初めは6番アイアン1本の使用のみ認められます。

素足でひたすら6番アイアンを振り続け、月1回の合同練習で坂田塾長のスイングチェックに合格すると初めて靴が履けるのです。

靴が履けたら、ラウンド練習に参加する資格が得られます。但し、ラウンドするまでには、先輩のラウンド練習に同行し、目土入れを徹底してできるようになり、マナーや基本のルールを頭に入れてからのことになります。

「早く靴を履きたい」「早く先輩たちのようにラウンドがしたい」という気持ちが、小学3年生でも反復練習に飽きずに続けられる原動力となっています。

また、「これぞ坂田塾名物」と言える光景が、「沈み込み」と言われるトレーニングを全員で行っているところです。

アイアンを、小学生は1本、中高生男子は2本持って、テイクバックの姿勢で膝を曲げ体をぐっと下に沈み込ませます。この姿勢で1分間キープ。腕が下がってくると、コーチから檄が飛びます。

次は、フィニッシュの姿勢で同様に1分間。これを1セットとして、3セット繰り返します。腕の痺れや、足の震えに耐えて、フィジカルを鍛えぬきます。

【さあ!ラウンドできる!でも、6番アイアン1本で・・】

坂田塾生は、6番アイアン1本でラウンド練習が始まります。

1ホール、グリーンに乗せるところまでです。9ホールで規定のスコアをクリアすると、サンドエッジとパターの使用が許可されます。

そして、この3本でも9ホールを規定のスコアをクリアすると、次は7本、その次はフルセットというように、使用できるクラブが増えていくわけです。

試合は、3本の使用が認められた者でなければ出場する許可はでません。

だから、塾生はこれを目標に必死で練習します。

先輩も、後輩のクラブが増えるように、真剣にアドバイスします。

最後のホールでたった1打、規定スコアをオーバーし、悔しさに泣く後輩と一緒に指導した先輩の方が号泣していることも多々あります。

このような練習で、塾生は6番アイアンが真っ先に得意クラブとなります。

坂田塾長は、「ラウンド中、不安にかられたら6番アイアンを手にすればいい」と言われます。

塾生と一番付き合いの長い、徹底的に打ち込んできた6番アイアンが塾生の心のよりどころとなっていくのです。

【ショートスイング】

坂田塾では、ゴルフスイングの基礎を身につけるために、ショートスイングの反復練習を行います。

ショートスイングとは、
バックスイングで左腕が地面と平行の位置をトップとし、フォロースルーで右腕が地面と平行にの位置まで振り抜くという、半円スイングで、
トップでグリップを緩めたときに、クラブが落とせるような角度になっていることです。
坂田塾長は、この円弧をインパクトゾーンと位置づけており、ショートスイングはインパクト作りの基本なのです。
坂田塾では、ショートスイングを6番アイアンでティーアップして行います。この反復練習が、全てのクラブに対応するスイングの基礎となっていきます。
こんな感じでどうですか?
出だしと締めが重複してますが。
このショートスイングの反復練習で、フルスイングでも正確にインパクトを捕らえられるようになります

コーチ練習

坂田塾長による指導は、月1回の合同練習にて行われます。日ごろは各練習場で練習している塾生が一堂に会して塾長のスイングチェックを順番に受けます。

どんな言葉をかけてもらえるか、期待と緊張の瞬間です。この指導が今後1ヶ月の練習の課題となるのです。

そして、毎週1回コーチ練習があり、課題を達成するためにコーチから指導を受けます。

コーチ指導

試合結果の報告、週末ラウンドの報告、毎日のゴルフノート、漢字・英単語の書き取り等がしっかりできているかのチェックも行われ、どれか一つでも欠けている者は、練習が許可されません。

さらに、月に1回、フィジカルトレーニングジムのトレーナーのかたに出講していただいています。

レベル別に分けて、有効なトレーニングのしかたを教えていただき日々のトレーニングに生かしています。